急な尿もれに戸惑っていませんか

- 「くしゃみをすると尿が漏れる」
- 「急にトイレに行きたくなって間に合わない」
- 「笑うだけで尿もれしてしまう」
尿もれは、出産による骨盤底筋の損傷、加齢による筋力低下、更年期のエストロゲン減少など、女性特有の要因で起こりやすい症状です。実は成人女性の3~4人に1人が経験していると言われています。
婦人科診療を行う当院では、尿もれの原因を正確に診断し、手術以外の保存的治療から新しい治療法まで、お一人おひとりに最適な治療をご提案いたします。
婦人科ならではの尿もれ治療
尿もれの多くは骨盤底筋のゆるみが原因です。婦人科では内診により骨盤底筋の状態を直接確認できるため、泌尿器科よりも詳しい診断が可能です。膣から骨盤底筋の収縮力を評価し、膀胱脱・子宮脱などの骨盤臓器脱の有無も同時に確認。尿検査、残尿測定、必要に応じて膀胱機能検査も行います。
出産歴、分娩方法、赤ちゃんの大きさなども考慮し、尿もれに対して的確な診断と治療を行います。
尿もれ・尿失禁とは?
尿もれ(尿失禁)は、自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう症状です。40代以上の女性の約3人に1人が経験すると言われており、決して珍しい症状ではありません。咳やくしゃみで尿がもれる「腹圧性尿失禁」、急にトイレに行きたくなって間に合わない「切迫性尿失禁」など、様々なタイプがあります。
恥ずかしくて相談しにくいお悩みかもしれませんが、適切な治療により多くの方が改善されています。芦屋のオガタファミリークリニックでは、産婦人科専門医として女性の尿もれに専門的に対応し、QOL(生活の質)を維持・向上させるお手伝いをいたします。
こんなお悩みはありませんか
- 咳・くしゃみ・笑った時に尿がもれる
- 重い物を持った時に尿がもれる
- 走ったり跳んだりすると尿がもれる
- 急に強い尿意を感じトイレが間に合わない
- トイレの回数が1日10回以上ある
- 夜中に何度もトイレで目が覚める
- 産後から尿もれが続いている
- 外出先でトイレの場所を常に確認してしまう
尿もれの種類
腹圧性尿失禁
最も多いタイプの尿もれで、咳やくしゃみ、笑った時、重い物を持った時など、お腹に力が入った際に尿がもれます。骨盤底筋の弱まりが主な原因で、出産経験のある女性に多く見られます。軽度では少量の尿もれですが、重度になると歩くだけでももれることがあります。
切迫性尿失禁
急に強い尿意を感じ、トイレまで我慢できずにもれてしまうタイプです。過活動膀胱が原因となることが多く、「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなる」という症状を伴います。更年期以降の女性に増加し、外出が不安になる方も多くいらっしゃいます。
混合性尿失禁
腹圧性と切迫性の両方の症状があるタイプです。咳やくしゃみでももれるし、急な尿意でも間に合わないという状態で、日常生活への影響が大きくなります。加齢とともに増加する傾向があり、総合的な治療アプローチが必要です。
溢流性尿失禁
膀胱に尿が充満し、少しずつあふれ出るようにもれるタイプです。排尿障害により膀胱に尿が残り、常に満杯状態になることが原因です。女性では比較的まれですが、子宮脱などの骨盤臓器脱や糖尿病性神経障害で起こることがあります
尿もれの原因
骨盤底筋の弱まり
骨盤底筋は、膀胱や子宮、直腸などの骨盤内臓器を下から支え、尿道を締める重要な筋肉群です。妊娠・出産により骨盤底筋が引き伸ばされダメージを受けると、尿道を締める力が低下し、腹圧がかかった際に尿もれが起こります。経膣分娩、多胎妊娠、巨大児出産、鉗子分娩などは特にリスクが高くなります。
女性ホルモンの低下
更年期以降、エストロゲンの減少により膀胱や尿道の粘膜が薄くなり、弾力性が低下します。粘膜が萎縮すると尿道の締まりが悪くなり、尿もれしやすくなります。また、膀胱の過敏性も増し、頻尿や切迫性尿失禁の原因にもなります。
加齢による変化
年齢とともに全身の筋力が低下するように、骨盤底筋群も弱くなります。また、膀胱の容量が減少し、残尿が増加する傾向があります。神経の機能も低下し、尿意を感じてからトイレまでの我慢が難しくなることもあります。
肥満による負担
体重増加により、常に骨盤底筋に大きな負担がかかります。BMI25以上の方は尿もれのリスクが約2倍になると言われています。特に腹部の脂肪は膀胱を圧迫し、腹圧性尿失禁を悪化させる要因となります。
慢性的な腹圧上昇
慢性的な便秘、喘息や慢性気管支炎による咳、重い物を持つ仕事などは、繰り返し骨盤底筋に負担をかけます。これらの要因が長期間続くと、骨盤底筋が徐々に弱くなり、尿もれが起こりやすくなります。
当院の治療
ハイフェム(HIFEM)
服を着たまま座るだけで骨盤底筋を強化。1回の施術で約1万回の筋収縮に相当する効果があります。
骨盤底筋体操指導
自宅でできる骨盤底筋体操を丁寧に指導。正しい方法での継続により改善が期待できます。
ホルモン補充療法
更年期の方の膣・尿道粘膜を改善し、尿もれ症状を緩和します。
内服薬治療
過活動膀胱治療薬などで切迫性尿失禁を改善します。
生活指導
体重管理、便秘改善、水分摂取の調整など、日常生活の改善をアドバイスします。
メディカルダイエット
肥満が原因の場合、GLP-1製剤などで体重減少をサポートします。